職人・技術者の育成

自社グループによる社員職人の採用・育成

日本においては、国内の人口減少と少子高齢化等による労働力不足・後継者不足を要因として、ものづくり現場における人材不足が重大な課題となっています。当社グループの主力事業である、住宅・不動産業界においても、建設現場における優れた技能をいかに未来に継承させていくか、つまり、後継者を育成し、技術を伝承し、そして住宅・不動産業を支える現場の力を維持・強化していくことがが業界全体の大きな課題となっています。
当社グループではこのような状況にいち早く対処し、住宅・不動産業界を持続的に維持・発展させていくため、当社グループによる自社の社員職人・技術者の育成に注力してきました。

当社グループでは、2014年度から職人を社員として採用する「クラフトマン制度」を発足し、全国の高等学校、専門学校、大学からの新入社員の受け入れを開始し、さらにこの職人育成制度を拡大するため、2017年にはケイアイクラフト株式会社をグループ会社として設立、以降、社員職人の採用・育成を続けてきました。
また、職人人材における、女性の採用も積極的に行っており、2022年10月末現在で8名の女性社員職人が大工職、内装工などで活躍しています。
国内からの若年人材の採用・育成による若手職人のキャリアアップ、また、海外からの技能実習生・特定技能制度を活用した、技術の伝達などを行うことで、当社グループにおける「社内責任一貫体制」を構築し、家づくりを担う企業グループとして、「つくる責任」を果たしながら当社グループの住まいづくりを進めています。

外国人材の積極的な採用・育成

当社グループでは、外国人材の採用・育成にも積極的に取り組んでいます。当社グループ会社であるケイアイクラフトでは、建設業界の担い手育成と外国人への技術承継を目的に、ベトナムからの技能実習生の受け入れを続けており、これまで毎年10名程の受け入れを行ってきました。さらに、今期から範囲を広げ、ベトナム、ウズベキスタン、フィリピン、スリランカの各国から技能実習生、特定技能1号、高度人材を受け入れており、現在75名の外国人が在籍しています(2023年1月15日現在)。
これまでに社内において、様々な研修・評価制度(マイスター制度など)を導入し、育成活動に力を入れ続けた結果、2018年度と2019年度は2年連続で、国土交通省が実施する「優秀外国人建設就労者表彰」を受賞するなど、ケイアイの職人育成システムは、数多くの優秀な外国人材職人を輩出しています。
当社グループでは誰もが活躍できる「日本一憧れの会社」の実現を掲げると共に業界のリーディングカンパニーとして年齢や性別、国籍、信仰など背景の異なる従業員一人ひとりが多種多様な視点を持ち寄り、その力を多用に発揮する、インクルーシブな組織を作り上げることを推進しています。